イタリア食堂FUKUMOTOがお世話になっております、税理士事務所の竹田さん、実は御
両親がお店をされてると情報をいただきまして、興味ワキワキであります。ここへ来るために
今回のぶらり旅は企画されました。 愛知県豊橋市の「竹甚」さんです。
いよいよみんなでお食事であります。
今回はコースで御用意していただきました。前八寸と共に乾杯いたしました。今日は江戸
料理のコースでありまして・・・って初めての経験でありますが。素材の味を生かして調理
されております。現代料理よりは、やはり味は薄いと思いますが、各素材のメリハリが感じ
られて美味しいと思います。
2皿目は 蛸南京であります。やわらかな蛸はじっくり味がしみ込んでおりますが、こちらも
必要最低限の調味料で味付けされております。江戸の頃これだけの調味料を使って料理
すること自体が贅沢な事だったようにも感じますが、自分の料理にも疑問を投げかけるきっ
かけになりそうであります。
現代っ子には・・・と思いましたが、「蛸美味い」と連呼しております。
子供の味覚は正直だと常日頃感じておりますが、今回も改めて実感いたしました。
うまいもんは旨い!!
江戸料理の文献も見せていただきました。
その文献を開きながらのアワビ料理であります。アワビを南部貝(なんぶがい)って呼んで
たんだって・・・もっといろいろ勉強せねばなりませぬ。やはり限られた調味料で炭火で煮る
と書かれているようです。柔らかく磯の香りを楽しみながらいただきました。
次は、無花果(イチジク)の田楽であります。柚子の香りの田楽みそでいただきました。季
節を感じるこの一皿に・・・イタリアンにももう少し季節感を取り入れられたらなぁ・・・と思い。
季節感を感じるお皿が続きまして、旬のお魚と貝、鮪のお造り盛り合わせであります。
鱧とじゅんさいの吸い物で、これまた夏を存分に感じました。
和牛の煮込み!!これが冷製でありまして、煮凝りと共にいただきます。煮込みの味も上
品で薄味でありますが、このコースの皿数でさらに納得いたしまして・・・。江戸の頃も現代も
人の味覚や胃袋の大きさも、大きく変わりがないように感じながら美味しさを噛みしめました。
最後にお茶漬けと水物をいただきまして、お腹いっぱいの幸福をいただきました。
少し仕事脳を働かせ過ぎまして、悪い癖だと思ってはおりますが・・・(笑)本当に美味しく
いただきました。お料理も美味しく友人との語らいも楽しく素敵な時間を満喫いたしました。
お酒と美味しいお料理でついつい饒舌に・・・余分なお話もした様な・・・させられた様な・・・(笑)